2015/12/10

ミスズが「ロベルト・カヴァリ by フランク ミュラー」の販売代理店に!

ワールドメイトの深見東州先生は、みすず学苑学苑長としても有名です。
みすず学苑の運営会社は、株式会社ミスズですが、そのミスズが、このたび、「ロベルト・カヴァリ by フランク ミュラー」の販売代理店になったというニュースが出ていました。

深見東州先生の経営者としての側面が見られて、興味深い記事です。

スイス高級時計が普及価格帯に参入! 日本市場に寄せる期待とは!?より

2015年12月8日、イタリアのファッションブランド「ロベルト・カヴァリ」が、日本市場で腕時計を発売するとリリースした。注目したいのは、この腕時計ブランドのムーブメントを、スイスのハイエンド腕時計メーカー「フランク ミュラー」が担当していること。フランク ミュラーといえば“ブレゲの再来”といわれる時計師が創業したブランドで、最低でも数十万円から、高いものになると数億円という超高級腕時計を世に送り出している。

ちなみにブレゲとは1700~1800年代に活躍した時計師、アブラアム=ルイ・ブレゲ本人のこと、または彼が創業した時計メーカーのことを指す。現在の機械式時計に用いられている技術の3/4はブレゲが開発したものといわれているほどの時計師で、マリー・アントワネットから「最高の時計を作って」と依頼され、数十年の歳月をかけて時計を完成させたが、そのときにはすでにアントワネットは“断頭台の露に消えていた”という逸話が有名だ。

そのブレゲの再来と例えられるフランク ミュラーが、5~30万円ぐらいのゾーンで販売されるブランドとコラボレーションするというのだから、“驚き”ともいえる。

日本市場での成功が世界での評価につながる

「ロベルト・カヴァリ by フランク ミュラー」の販売代理店となるミスズの代表取締役、半田晴久氏は、「日本はもっとも腕時計への注文が多く、多数の時計メーカーが切磋琢磨している市場。日本で成功することはグローバル市場での成功を約束してくれることになる」と、同ブランドを日本に投入する意味を語った。


ミスズ 代表取締役 半田晴久氏
ロベルト・カヴァリ・アジア・パシフィックおよびジャパン CEO 今村幸氏

確かに、日本市場には数百におよぶ時計ブランドが海外から進出しているほか、世界初のクォーツ時計を世に送り出したセイコー、多局受信型電波時計を開発したシチズン、高い堅牢性で海外ユーザーからの支持が厚いカシオといった強力な国内メーカーも存在する。この市場で成功することは、海外での事業展開への見通しが明るくなるのは確かだ。実際、フランク ミュラーも日本市場で成功した時計ブランドのひとつ。「フランク ミュラーでは年間約40,000本の腕時計が生産されているが、そのうちの約14,000本が日本で売られている」(半田氏)という。


腕時計をしたモデルによるランウェイも行われた
ただ、ロベルト・カヴァリ by フランク ミュラーの投入は、日本市場へのチャレンジだけではないとする。機械式ではなくクォーツムーブメントを採用することで価格を抑え、若い世代でも購入しやすくするのもねらいだという。「機械式腕時計は高額で、若い世代はなかなか手に入れられない。だが、普及価格帯の製品を購入してもらい、次世代の腕時計ユーザーに“育って”もらいたい」(半田氏)。

ちなみにミスズは、「みすず学苑」に代表されるように教育事業からスタートした企業。“生徒を育てる”ということに触れ、「腕時計ユーザー」および「腕時計ブランド」を“育てる”立場だと強調することも忘れなかった。

スイス高級時計が普及価格帯に参入! 日本市場に寄せる期待とは!? 2 好調な日本の腕時計市場より

日本国内のウォッチ市場が好調なのも、新ブランド投入の背景になっているともいえそうだ。

矢野経済研究所がリリースした「国内時計市場に関する調査結果 2014」によると、「2013年国内ウォッチ市場規模は前年比121.3%の6,405億円」だったという。2008年に約5,700億円だったウォッチ市場は、2009年にリーマンショックのため3,861億円に激減した。だが、それ以降、2010年に3,991億円、2011年に4,462億円、2012年に5,281億円と確実に右肩上がりで成長してきた。同研究所によると、2018年には6,600億円規模になる見込みだという。

ウォッチ市場が着実に成長している背景について、同研究所は「消費者の本物志向による百貨店チャネルの復活」「若い世代の入門モデルの購買ニーズ」「高額時計のリユースマーケットの拡大」「円安による訪日外国人観光客の増加とそれに伴う消費拡大」などと分析する。

復権する腕時計

事実、ある時計販売店員によると、インバウンド消費が目立って増えていることが大きいという。円安という背景もあるが、“信用のおける販売チャネル”ということが、購買行動に結びついているのではないかと指摘した。ここ最近増えている中国や東南アジアの観光客は、自国での高額商品の購入に不安を感じるのだという。その点、デパートや家電量販店など、日本の販売チャネルならば“偽物”や“不良品”をつかまされる心配はまずない。

さらにこの店員は独自の論理を展開する。「限定的かもしれないが」と前置きしながらも、携帯電話がスマートフォンに移行しているのが、腕時計の復権につながっているのではないかと明かす。

「“ガラケー”と呼ばれた折りたたみ式の携帯電話は、外側に小型液晶が搭載され、そこで時刻を確認できた。つまり、ポケットから出す“1アクション”で、時刻を知ることができたのです。それに比べスマホはポケットから出す→電源を押すという“2アクション”になってしまいます。それを嫌忌して、腕時計を見直している層が確実にいるはずです」という。

また、数量、金額ともスイス時計が市場の多くを占めているが、国産メーカーのがんばりも大きいという。「機械式時計は“スイスメード”にまだまだ分がありますが、高機能搭載時計は国産が圧倒的です」と強調する。つまりGPS時計や電波時計、気圧計や高度計を備えた多針モデル、脈拍計付き活動量計などは、国産メーカーにアドバンテージがあるとした。こうした多機能腕時計が、市場拡大に寄与しているのは間違いないだろう。

いずれにせよ、国内腕時計市場が好調な時期に新ブランドを投入できたことは、ミスズににとって追い風といえよう。
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